QC内のパラメータをVJソフトから弄る方法
**はじめに**
QCとかに関するブログ書くぞ〜〜〜ってとりあえず立ち上げたのは良かったけど半年放置してた。。。
2017年からはぼちぼち色々なことを書いていければなぁ、、、と思います
というわけで
記念すべき初QC記事を書きます
2016年の年末に知り合いのVJさん達4人集まってゲームしながら技術共有とかワイワイやってた時に、
QC内のパラメータをVJソフトから弄る方法を説明したら思ったより良い反応があったのでここにまとめたいなと思います。
僕は主にVDMXを使っているのですが、多少の動作の違いはあれどresolumeやcogeでも動くらしいのでVDMXユーザ以外の方も是非参考にしていただければ嬉しいです。
**本題**
では、今回はVDMX側で好きな文字列を入力して表示させるやつを作ろうと思います。
まずQCを立ち上げます
次にSpriteパッチを配置。Billboardでも良いですが基本Spriteの方が良いと思います。
文字列を扱いたいのでImage With Stringを配置
Image With Stringパッチの[Image]をSpriteの[Image]に繋げれば、Image With Stringパッチの[String]に入力されている文字列が表示されます。
(アス比調節のためにDisplay Width/Heightも繋いでます)
Image With Stringパッチを右クリック>Insert Input Splitter>Stringを選択するとStringの部分が外に出ます。
外に出たStringを右クリック>Publish inputs>Inputを選択します。
文字列を入力する部分は何でも良いです。
Stringの左側の丸が緑色になったかと思います。
QCパッチ作成はこれで終わりなので保存します。
VDMXを立ち上げ、先ほど作成したパッチを動画と同じように取り込みます。
ちゃんとHello World!と表示されています。
Layer 1 Srcというところ(普段は動画の情報とかが表示される場所)に「Hello World!」という文字列が見えますね。
ここを編集すれば表示も変わります。
これで完成です。すごい!簡単!!
あとはQC側で動きをつけるなり、ソフト側でエフェクトかけるなり、煮るなり焼くなりって感じです。
ちなみに、もちろんパラメータにも色々種類があります。
先ほど外に出したStringを選択した状態でcommand + 2を押してSettingを開きます。
ここでパラメータの種類を選ぶことが出来ます。
それぞれ簡単に説明すると、
Boolean・・・trueとfalseの2つの値を受け渡す
ソフト側ではボタンが表示されます。押すとtrue(1)で押していない時はfalse(0)を送ります。
Index・・・整数を受け渡す
整数を選ぶ形になります。Limitedを選ぶと選択できる値の範囲を決められます。Labeled Indicesはわかりません。誰か教えて。
Number・・・数値を受け渡す
Minimal ValueとMaximal Valueで値の範囲を決めます。
ソフト側では良く見る感じのアレになります。
String、Boolean、Index、Numberあたりがよく使うところでしょうか。
一応その他についても軽く触れておくと、
Color・・・RGBAの4つの値を受け渡す
Structure型で送るのでQC側でStructureの処理が必要。
Image・・・画像を受け渡す
レイヤーやアウトプットを画像として使えます。
個人的には使いこなせれば一番面白いと思ってます。
実は動画もいけるからすごい。PCが悲鳴あげるけど
他のStructure、Mesh、Interactionは使ったことないのでどんな感じかわかりません。Meshあたりは使いこなせたら強くなれそうな感じがする。
わかる方いましたら教えてください(切実)
**まとめ**
QCで作ったパッチの値をVJソフト側で弄れるからリアルタイムな表現ができる!!!
と思ってます。思います。頑張ろう。頑張りたい。
以上になります。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。
冒頭でも述べましたが今年はちょこちょこQCに限らず色々書いていけたらいいな・・・と思っております。頑張ります。